本日は娘の発言で新年早々我が家の夫婦関係に亀裂が入った話です
きっかけは図鑑に載っていた「ホタルは結婚相手を探すためにお尻を光らせている」という文言でした
みずき「それならばみずきもお尻を光らせて結婚相手を探す~」
親バカかもしれませんが、この発言を聞いて可愛いな~とほっこりした気分でした
私「誰が来るかな~?」
みずき「みずきのところにはしょうへい君が来るかなぁ~」
ゆうり「ゆうりのところにもしょうへい君がくる~」
しょうへい君(仮名)とは、みずきとゆうりが通う保育園にいる一歳上の男の子で、優しくてかっこいいという非の打ち所の無いパーフェクトボーイである
ところで娘がいる父親のなかには、娘が結婚して家を出てしまうことを想像してしまい、一生結婚して欲しくないと考える父親もいるらしい
自分はそんな類いでは全くなく、この「しょうへい君」との結婚発言についてはただただ微笑ましいと思うばかりでした
しょうへい君の話題で盛り上がった後は私たち親へのボール回しが始まります
みずき「そしたら~、お母さんがお尻を光らせたらお姫さまがくるよ~」
嫁さん「え~、素敵だね~」
リンゴの皮をむきながら聞いていた嫁さんの顔がほころぶ
何ともほっこりした話である。親バカながら私の娘は可愛い
ゆうり「それなら~、お父さんがお尻を光らせたらね~・・・」
みずき・ゆうり「職場の女の人がくるよ~!」
嫁さんのリンゴの皮を剥く包丁の手が止まる
私「おい!!」
嫁さん「えっ、お父さんは職場に結婚したい人がいるのかなぁ~?」
顔は笑っているが目は笑っていない
包丁を持ちながらその顔はやめて欲しい
みずき・ゆうり「いるよ~」
私「いないよ!!」
なぜそんなに息を合わせて答える事ができるのか問い詰めたい。これが双子のシンクロというものなのか?
私「いないいない!」
私、必死に否定
みずき・ゆうり「いるよ~」
みずき・ゆうり「だってこの前聞いたよ~!」
みずき・ゆうり「恵子さん!!」
私「誰だよ!!」
これが双子の奇跡というものか。作り話でもここまで息を揃えて答えられると、そこに残るのは信憑性だけである
このやり取りを聞き、ついに嫁さんから判決が下された
嫁さん「お父さんはリンゴ無しの刑」
みずき・ゆうり「無しの刑☆」
私「あんたたちのせいだよ!」
という事で、娘たちの巧みな作り話により、我が家では三番目に重いとされるリンゴ無しの刑に処されるとともに、新年早々我が家の人間関係に亀裂が入ってしまったのでした
【注釈】
この後許しを乞うて、何とか美味しいリンゴに無事ありつくことができました
本当に断じて絶対にそのような不貞行為は行っていないので何とか信じてもらいたい
おわり