皆さんこんにちは。どこにでもいるようなアラサー会社員のtakettyunです
本日は「アラサー会社員、マンションを買う?」第五話です
「アラサー会社員、マンションを買う?」とは、その題名のとおりどこにでもいるようなアラサー会社員である私と私の家族が、マンションを購入するまでの山あり谷ありな様子について、大体実話で徒然なるままに綴っているシリーズです
クライマックスも近そうなこのシリーズですが、本日もどうぞお付き合い願います
★アラサー会社員、マンションを買う?【第五話:ついに契約編】★
1.あらすじ
まずは前回のあらすじです
- マンションの購入を決意した私たちは、様々な葛藤に苛まれながらも購入する物件を決定
- しかし決定した物件に住む場合は、現在通っている保育園とは別の保育園に通う事が必要条件
- 保育園が売れるが先か?欲しい物件が誰かに買われるが先か?止まらない嗚咽の日々
- 結果、保育園も無事決定しマンションの購入に向けてさらに歩を進める事となったのでした
※第一話
※第二話
※第三話
※第四話
2.マンション購入の契約締結に向けて
課題となっていた保育園問題も何とか解決しました。こうなれば後は前を向いて進むのみです
マンション販売の営業さんに、保育園問題が解決したことと併せて、正式に購入の意思をお伝えしました。これには営業さんもほっとした様子でした(この保育園問題については営業さんも悩んでいた模様。私たちの不手際であり申し訳ない・・・)
さて、ここからは年内の引っ越しを目指し各種手続きを踏んでいきます
まずは手付金の振り込みです。手付金とは簡単にいうならば物件購入に伴い販売会社さんへ預ける人質のようなものでしょうか?
この手付金を払ってしまうと、購入者の都合での後戻りはできなくなります。購入者の都合で物件購入をキャンセルするなどの事象が起きた場合、支払った手付金は返ってこないのです(無事購入に至れば手付金は戻ってきます)
そしてこの手付金、なかなか高額です。ある意味最終判断を躊躇させるような効果さえも持つ金額となっています
しかし私たちには関係ありません。もう前に向かうしかないのです。今回購入する物件に出会ったのも縁ですし、無事(と言うか正直言うとある意味奇跡的)に保育園が決まったのは、もう神の思し召しとしか思えないほど
何の躊躇もなく手付金を支払い、そしてついにマンション購入の契約の日を迎えるのでした
3.契約当日
10月下旬、夜風が冷たくなるその頃、ついにマンション購入の契約を行う日を迎えました。ちなみに契約行為については我が家で行うこととなりました
この書類に署名をして判を押せばついにマイホームの購入・・・
夢にまで見た憧れのマイホーム・・・
あぁ、そのマイホームがすぐそこに・・・
それはもう、大層感慨深い気持ちになるのだろうと契約する前日までは思っていました
しかし、いざその時を迎えてみると全然そんな事はありませんでした
契約に関わる書類多すぎ
もう何回名前を書いて、何回住所を書いて、何回日付を書いて
判を押してはティッシュで拭き、判を押してはティッシュで拭き
押し寄せるゲシュタルト崩壊
判を押す際の思いはもはや無の境地そのもの
賽の河原の様に延々と終わらぬ署名、そして判押し・・・
ただ結末が違うのは、その無限地獄を乗り切ったところに幸せが待っている・・・
という事実。そう、この契約行為に対して文句の一つも言える立場ではないという事を、私はもっと自覚すべきだったのでしょう
まあ、そんなこんなで無事契約も完了したのですが、未だに心残りな事がただ一つ。それは
上下ジャージという姿で契約行為に挑んだこと
この大切な瞬間、人生で一度しか無いかもしれないこの瞬間。なぜ正装で望まなかったのか自分をすんごく恨みたい
娘の結婚式には、決して上下ジャージ挑まずにしっかりと正装を決め込みたいと思った今日この頃です
4.内覧会にて
契約の手続きが終わると翌週は内覧会でした
マンションの内覧会とは、物件の購入者に向けて住宅を公開して、その物件に住むイメージを深めてもらったり、実際の寸法を図ったり建物の不具合がないかチェックをしてもらう機会となっています
なお、マンションが出来上がっていない状態で購入する場合は、この内覧会が物件との初対面の機会になるのですが、私たちの場合は既に竣工・完成された物件の購入であったため、何度か部屋の見学を済ませていたところです
そのため、その物件に住んだ時のイメージはもう大分深まっています(これが完成された物件を購入するメリットの一つともいえそうです)
という事で、私たちがこの内覧会ですべきこと・・・
それはありとあらゆる不具合のあら探し
それはもう、重箱の隅を楊枝でほじくるほど
えっ!?こんなところまで?と思えるような汚れや黄ばみ、そして傷などは全てマンションの営業さんに伝え、手直しをしてもらう事となりました
※収納の中まであら探しをするの図(プライバシー保護のためモザイク処理ご容赦)
実際に営業さんも気になるところは全て言ってもらえた方がいいという事でしたので、いざ内覧会に臨む方がいらっしゃるのであれば、言えるところは全部言った方が得策であると言えそうです
5.ローンの審査
さて、物件の購入に向けた販売会社との契約は完了しましたが、まだもうひとつの関門が残されています。それは
住宅ローン審査
です。私に住宅ローンを借りる事ができるかどうかと言う見極めの審査であり、融資を行う銀行が主体となって行います。なお、住宅ローンの仮審査は契約以前に終わっており、ある程度は見極めが完了している状態となっています
さて、これから住宅ローンの審査を迎えるにあたり何となく納得がいかないのが一点。それは、マンション購入に関わる契約後にローンの本審査が行われるという事
本審査で通過できなければ全てがおじゃんになるという事実。人によっては感慨深い契約行為を行ったのに(私の場合は上下ジャージの賽の河原でしたが)それがちゃぶ台返しでまさに天国から地獄ともいえる仕打ちです
Google先生に「住宅ローン」「本審査」「落ちる」と調べると、仮審査で通過したとしても本審査で落ちる可能性は少なからずはあるということ
例え審査に通らない確率が0.1%程度であったとしても、その不安をぬぐい去ることができません
嗚咽
止まらない嗚咽
正直この審査が通るまでは不安に苛まれながら過ごしましたが・・・
まあ、普通に審査通過しました。審査期間は2週間程度でしょうか?これは銀行さんによって期間のばらつきがあるようです
銀行さん曰く、仮審査後にローンを組むような大きな買い物をしたり、何らかの支払いに延滞があると本審査でも落ちてしまう事があるそうな・・・。
でも気が付かないところで延滞している可能性も否めなかったので本当にヒヤヒヤやものでしたが、審査完了に併せて住宅ローン融資に関わる契約を11月某日に銀行さんと締結したのでした
6.次回予告
ついにマンション購入に関わる契約と住宅ローンに関する契約も完了し、残るは購入したマンションへの引っ越しのみ
そう、ここまで来たらあとは待ち構えるゴールに向かって突き進むだけなのです
もう一波乱起きるのでしょうか?
起きればブログ的にはオイシイ事間違いなしなのですが、私たち家族はそんなオイシサ求めていません。波風立たぬことを切に願いつつ、引っ越しの準備を行う我が家なのでした
さあ、これから忙しくなるぞ~!!
つづく
★(多分)最終話★