先日より始まった新企画「アラサー会社員、新築マンションを買う???」ですが、本日は第二回目として記事を綴っていきたいと思います
どんなコーナーか簡単に申し上げると、その題名のとおりアラサー会社員である私と私の家族が、マンションを買うのかどうかという葛藤や煩悩に悩まされる様に密着し、その様子を徒然なるままに綴っていくコーナーでございます
つまりほぼほぼ実話のドキュメンタリーとなっています
なお、前回のあらすじとしては
- アラサー会社員である私がマイホームの購入に動き出す
- 「持ち家と賃貸」「戸建てとマンション」「新築と中古」といった様々な選択肢に迷いながら、ターゲットを「新築マンション」に絞るのであった
- その他の詳細は前回の記事にて!
※前回の記事
という事で、第二回目のテーマは「モデルルーム見学編」で綴っていきたいと思います。本日も誰が得するのか分からない記事となっておりますがよろしくお願いいたします
★アラサー会社員、マンションを買う???【第ニ話:モデルルーム見学編】★
前提(希望物件)
目指すべき物件は第一話で述べた通り新築マンションに決定しました。ここでは更に掘り下げて探す物件の条件を絞っていきたいと思います
■広さ
四人家族なので3LDK以上
■立地
将来的に貸したり売却する事も考え、なるべく都心部で便利のよい地域で選定(駅からのアクセスが良いなど)
■環境
まだまだ娘は四歳。これからの事を考えて子育てに良さそうな環境が整ってそうなところで選定しました
■価格帯
この時点では価格帯の設定をせず。だって・・・夢を見たいじゃないですか(*´ー`*)
第一のふるい分け:資料請求
まずは物件をある程度絞る必要があります。そのために行ったのはSUUMOなど不動産検索サイトでの物件漁りでした
SUUMOマガジンについても発行される度に手に取っていました。物件漁りだけではなく、不動産に関する特集も組まれており、なかなか勉強になりました
▲もはや愛読書となったSUUMOマガジン
沢山あったSUUMOマガジンもミニマリストである嫁さんにより捨てられて、存命は二冊のみの悲しい事実・・・
※関連記事
自分の探している条件におおよそ近いものについては問答無用で資料請求です。ちなみに我が家では無駄に20近くの物件の資料請求を行いました。
資料請求をすると営業さんとかから、しつこいくらい連絡が来るのではないかと懸念していましたが、連絡が来ることは全くありませんでしたので参考までに
第二のふるい:モデルルームに行く物件決定
さて20近くの物件資料を取り寄せましたが、ここからモデルルームに行って説明を受ける物件を絞り込みます
基本的に「物件概要」「間取り図」「外観と内観のイメージ写真」「近隣情報」がどの資料にも入っていました
「価格表」が入っていたのは半々くらいでしょうか。マンションのどの部屋がいくらなのかという情報があるととても分かりやすくて良かったです
物件によっては担当する営業さんのプロフィールなども入っており感心しました(でもその物件には見学に行かなかったんですけどね!!)
これらの資料を見て自分が住んだときの事を妄想するとともに、価格や物件概要を基に実際にモデルルームへ訪問する物件を決定しました
最終的には・・・「ここに住んでみたい!!」という感覚を大事にしました
選定したモデルルーム
ここからは見学することに決めた物件(モデルルーム)を3つ紹介したいと思います。呼び方は単純に物件A~Cとしたいと思います。
次に物件の簡単な概要について表にいたします
物件Aは価格帯も他より安く幅広く選べるといった感じで、スペックだけ見れば物件BとCは似たり寄ったりと言った感じに見えます(ただし立地に大きく違いあり)
モデルルームを訪問し、説明を受けて感じたこと
資料を取り寄せたら次にすることはモデルルームの内覧や見学です。続いてモデルルームに実際訪問し説明を受けて感じたことや、その模様などについて綴っていきたいと思います
物件A【立ちはだかる初期費用】
まず訪問したのは物件Aでした。私たちが物件Aの付近について全く知らないことを伝えると、車で物件Aの付近を案内してくれました。
ちなみに物件Aは完成までまだまだ先の建築中物件でした。そのためモデルルームを見て住んだ時の事をイメージするのですが、実際の間取りと異なる上、各種オプションが盛り盛りと組み込まれている事から、実際の生活をイメージすることが難しいのが欠点でした
物件Aでは、営業さんから月々の支払いに関する事や、固定資産税などの税金に関わる事。そしてマンション購入により軽減される住宅ローン控除など、分からないことを色々と親身になって教えていただきました
併せて物件Aでは、初期費用や月々の支払いがいくらになるのか見積もりを作っていただきました。初めての見積もりでワクワクでしたが、現実を思い知る事結果となりました
ここで初めて学んだのですが、マンションを購入する際は頭金だけでなくその他に諸費用と言われるものが初期費用として掛かるとの事。物件Aについては金額にしてざっと200万円弱!!
ローンを組む銀行へ支払う事務手数料や保証料、登記の費用や修繕積立一時金などなど・・・。ちなみにこの諸費用に関することも、いつか記事でまとめたいと思うところです(このブログがどこを目指しているブログなのかますます方向感覚を失いそうですが・・・)
初期費用は引っ越しに関わる費用や頭金だけだと思っていた私にとって、完全ノックアウトとなったデビュー戦でした
物件B【営業さんとの相性も重要!?】
物件Aでノックアウトを喰らい、失意のまま訪問したのが物件Bでした。正直心が折れかけており、新築マンションに住むのは夢のまた夢であると感じている中での訪問でした
さて、物件Bが物件Aと違う点、それは既にマンションが完成しているという点でした。しかもマンション完成から9ヵ月近く経っているため、言い方は悪いかもしれませんが「売れ残っている物件」となります
ただ既に完成している物件であった事から、実際に完成している部屋を内覧できるため、自分が住んだ時の事をイメージしやすかったのは利点であると感じました
さらに、営業さんからまさかと思えるような提案が飛び出しました
「初期費用(諸費用)は全て販売会社で負担する」
物件Aでは初期費用が200万円近くかかると提示されていたのですが、物件Bでは初期費用が0円に(物件Bでも本来は150万円近くかかる)
売れ残っている事から早く売ってしまいたい(早く売らないと人件費などがかかってしまう)という裏の事情もあっての初期費用0という提案でした。正直初期費用で折れていた心を再び修復するような提案であったため心はトキメキました
ただ、この物件Bのモデルルームへ訪問した際に感じたのが
営業さんの圧(プレッシャー)がとにかくすごいという事
もう圧圧圧!!
早く決めてください!!こんな提案は他にはありません!!・・・みたいな。正直物件選びには営業さんとの相性もあるのだなと感じた一コマでした
そして一つの懸念事項。物件Bの地域に住むことにお義父さんお義母さんがあまり賛同していないこと。よくわかりませんが、所謂治安が良くないとの事・・・
営業さんから感じる違和感や、お義父さんお義母さんとの温度差が心に引っ掛かり、物件Bについては一旦保留にして次の物件を見ることにしたのでした
ちなみに物件Bの営業さんとは三回お会いし、三回目にて結論を近日中に出してほしいとの通告を受けました(いやー・・・圧が強い)
物件C【理想的!でもお値段が・・・】
物件Bの営業さんの圧に何とか耐えつつも、その間探し当てたのが物件Cになります
お義父さんお義母さんとの温度差が無いような立地であり、なおかつここまでの経験を生かし探し当てたのが物件Cです。
ここまでの経験値で(と言ってもまだ2件しか見学をしていないのですが)分かった事
それは、竣工して少し時間が経った物件は、諸経費なり物件なりで値引き交渉の余地があるのではないかという事
という事で竣工から半年近くたった物件Cに出会ったのです。ただし、立地が良いため価格は少しお高め・・・。しかし、善は急げという事で物件の資料が届いた即日に見学の予約をしました
ぶっちゃけて申し上げるなら、営業さんとの相性も抜群ですし、付近を歩いて回った印象も物件Cの周辺環境が一番秀でていました
でも・・・
価格がね・・・
物件Bよりも少しだけお高めなんです・・・
圧が無い分、その分お高め・・・
ちなみにこちらの物件Cでも、竣工から時間も経っている「売れ残り物件」である事から、諸経費について相談に乗ってくれる可能性はあるとの事(ただし可能性の話であり実現性は不明)
という事で、好印象ながらも金銭面に少し不安を持ちながら物件Cの見学を終えたのでした
今回学んだこと
- 気になった物件は資料請求
- 初期費用は頭金だけじゃない!
- 営業さんとの相性は大切
- 売れ残り物件は値下げ交渉の余地有り
次回予告みたいなもの
三者三様の新築マンション
それぞれ違った持ち味を生かしながらアピールしてくるマンションたち
果たして物件Aの敗者復活はあるのか!?
物件Bの営業さんの圧に屈してしまうのか?
理想を求め物件Cを選ぶのか!?
そして舞台は事前のローン審査へ!?
次回、ローン審査の果てに
何かを意識してないと言えばウソとなる
以上次回へ続くと思います
長々とお付き合いいただきありがとうございました
★第三話★
★第四話★