つい先日、双子の娘が二人そろって4歳の誕生日を迎えました
私たち夫婦にとって縁もゆかりもない関西の地で娘二人は生を受け、関西で生き方の礎を築きました。そして不思議なご縁で、娘たちの4歳の誕生日は私たち夫婦の生まれ故郷である九州で迎える事となりました
4歳を迎えるまでに、沢山の喜びがあり、楽しいことが山のようにあり、そして辛いことも当然にようにあり、ここまでの道のりは陳腐な表現になりますが「山あり谷ありでした」
このブログでは、そのような山あり谷ありな状況を振り返ったり、苦難な状況を乗り越えるために役立ったツールやアイディアを紹介したり・・・
ブログを立ち上げる前はそんなブログになるかと思っていましたが・・・、そんなことは一切なく日々私が書き綴りたいことだけを記事にする、そんな自己満足的なブログになっているのが現状です
まあ、過去を振り返ることはいつでもできる事なので、いつか機会があればそんな記事も書いていきたいともいます(ただしそれが1週間後なのか1年後なのか10年後なのかは分かりません)
前置きが長くなりましたが、本日の記事で紹介するのは
娘二人が少しづつ現実と言うものを分かり始めた件について
エピソードを紹介したいと思います。結局本日も自己満足的な記事で恐縮ですが、そんなことを気にしているようでは、末永くブログを続けることは不可能でしょう。それではそんなエピソードをいくつか・・・
まずは長女であるみずき(仮名)のエピソード
娘が4歳を迎えるにあたり、義父義母から「なんでも買ってもいいよ」という菩薩のような言葉をいただきました
「なんでも買っていいよ」ということで、みずきが自分への誕生日プレゼントに選んだのはこちら

HUG(はぐ)っと!プリキュア 変身タッチフォン プリハートDX
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2018/02/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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こちらは娘の大好物、プリキュアが変身するときに使用する「プリハート」を模したおもちゃです
プリキュアたちは、この「ぷりはーと」に「みらいくりすたる」とやらをはめ込んで「はーぎゅー」と叫びながら変身をするわけです
難解な横文字が数々出てくるので、おじちゃんは常に頭をフル回転させながら娘と一緒にプリキュアを見ている訳ですが・・・
さて、大好物がプリキュアであれば、当然遊びもプリキュアに寄せてきます。娘が大好きな遊びはプリキュアごっこです
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みずき「お父さん!プリキュアごっこしよう!!お父さんは怪獣ね!」
私「おっ!いいよ!ガオー!!」
プリキュアごっこの時は、いつもこのようなやり取りが行われます
ただ、今日のプリキュアごっこはいつもと違います
何たってプリキュアに変身できる道具である「ぷりはーと」を持っているのです。プリキュアごっこにも熱が入るはずです
みずき「いっくぞー!!へーんしーん!!」
私(くるぞ!!くるぞ!!わくわく!!)
しかし、待てど暮らせど変身シーンは訪れません。勢いよく「へーんしーん!」叫んだだけで、すぐに先制攻撃に入りました。「ぷりはーと」に「みらいくりすたる」とやらをはめ込んで「はーぎゅー」と叫ぶアレは省略です
私「ちょっと待ってよ!!ぷりはーとを使って変身しないの!?」
自分の口から「ぷりはーと」という言葉が出てくるのが何だかむず痒い気もします
さて、そのような私のそのような問いかけに対するみずきの返答はとても残念なものでした
みずき「使うわけないじゃん!!」
みずき「だっておもちゃだよ!!」
みずき「おもちゃで変身できるわけないじゃん!!」
何という現実的な回答なのでしょうか。しかも「ぷりはーとを使って変身を!」と求めた私を微妙に馬鹿にしてるような含みさえもあります(ぷっ、そんなのできるわけねーじゃん!・・・みたいな)
実は買ってもらうまではあんなに欲しがっていたプリハートDX。きっとプリキュアごっこで使うから欲しがっていたと思っていたのに・・・。なぜあなたはそれを欲しがったのか?それを小一時間問い詰めたいところです
※本来の遊び方ではなく、ぷりはーとを箱に入れたり出したりを繰り返して遊びに興じるみずき
本当にプリキュアになれないと悟ったから熱が冷めたのでしょうか?
みずきがどう考えているのかはみずき本人にしか分からないところですが、娘が現実的な発言をした点については、少し大人になったんだなと実感する次第でございます
次は次女であるゆうり(仮名)のエピソード
ゆうりはNHK教育で放送されている「いないいないばあっ!」が大好きです
「いないいないばあっ!」とはゆきちゃんをはじめ、わんわん(着ぐるみ)やうーたん(操り人形)の三人で繰り広げられる、歌あり体操ありの心温まる教育番組です
※わんわん(案外うまく書けた)
※うーたん(案外うまく書けた)
さて、そんな「いないないばあっ!」のとある点にゆうりが疑問を持ち始めたようで突如質問を投げ掛けられました
ゆうり「ねえ、おとうさん」
私「ん、なーに?」
ゆうり「わんわんとかうーたんがおにぎり食べても減らないのは何でだろうねぇ?」
私「????( ・ω・)」
言われた瞬間は全く意味がわかりませんでした
でも少し考えて解りました
それは触れてはいけないテレビ業界の暗黙の了解
着ぐるみや操り人形がおにぎりを食べれるはずがありません
そこで行われるのは当然食べているフリ
子どもを喜ばせるための演技
「ワンワンとうーたんがおにぎりを食べても減らない」
その点に疑問を持つようになったゆうりは、またひとつ大人の階段を登ったと言えるでしょう
大人になるということは
少しずつ現実を知るということ
現実を知ることで、驚くこともあり好奇心をくすぐるようなこともある。しかし、それは諸刃の刃で、現実に落胆することもあるだろう
ハッピーバースデー
みずき&ゆうり
おわり