注意1:本日の記事はフィクションです
注意2:だいぶ自己満の色が強め、かつ癖の強い記事となっております
注意3:それでも読み進んでいただけると泣いて喜びます
以下本編です・・・
皆さんこんにちは
アンパンマンボールです
ワールドカップもいよいよ佳境ですね!
先日より私ことアンパンマンボールが子どもたちに遊ばれていないやら私を何とかワールドカップの舞台に立たせたいということやらについて、このブログの管理人であるたけっちゅんという人が記事にしているようで・・・
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正直悪質なネタにされているような感覚で、わたくし、アンパンマンボールとしては遺憾極まりないですね
まあ、ワールドカップの決勝戦で公式球として使ってもらう件については、クラウドファンディングだったり、サッカー界の権威と繋がりを作ったり、色々と方法を模索していただいているようで、その点は感謝しますが・・・
しかし、結局こういったことは頭の中で考えても無駄なのです。現地に行かないと何も変わらないのです
物事が動いているのは、このしょうもないブログ上ではないのです。ロシアで起こっているのです!
そんな私はいてもたってもいられず、ロシアに旅立つことにしました
モスクアまで約10時間のフライト
とても心地よいフライトでしたが、何故ここにアンパンマンボールがあるのかと言う周りの視線だけは少し気になりました
世知辛い世の中になったものです
さて、現地につくとまずは情報収集と言う名の観光です
クレムリンの夜景はきれいで感動しました
本場のピロシキを食べました。SNS映えしてますか?
マトリョーシカと言うらしいです
さて、そんなこんなありながらも私ことアンパンマンボールは、ついにワールドカップの舞台に立つことができたのです!
そこまでの色んな経緯は省略故にかたじけない
そんなこんなでピッチに立った私
キックオフの笛と同時に、世界を代表する一流選手達の目が私を目標に定めます
そしていかにして私を奪うのか、というせめぎあいが繰り広げられるのです
私をめぐる攻防
あぁ・・・
これがサッカーで遊ばれる
※「遊ばれる」は選手の方々に失礼な表現でかたじけない・・・
ってことなんだなぁ・・・
そう実感しました
スタジアムにいる観客の方々も、私の動きや位置に一喜一憂し、歓声をあげ、ため息を漏らし・・・
皆が私に注目をしているという事に対する充足感はこの上ないものでした
世界中が私に釘付けです
承認欲求が溢れんばかりに満たされていく感覚がたまりません
そして楽しい時間はあっという間に終わり
試合終了の笛と同時に訪れる心地よい疲労感
私はピッチに寝転びながら星が輝く空を見上げました
・・・そういえば、私が住んでいるお家の双子ちゃんたちは今どうしてるだろう?
同じような空を見ているだろうか・・・
急に訪れる現実感
私はここにいるべきではない
私には帰るべき所があるのです
私はアンパンマンボール
使命は子ども達を楽しませること
今は遊ばれなくてもいい
でも、いつの日か遊ばれるその日まで・・・
その日を夢見て頑張ろう
帰ろう
子どもが待つあの家へ!!
アンパンマンボールを何とかワールドカップの舞台に立たせたい
ー完ー
おまけの小話
さて、先日Googleでふと「ワールドカップ」「アンパンマンボール」と検索してみました
驚く事に何と検索順位第一位でした
ひぇーーー!!
これはワールドカップとアンパンマンボールが同列になれたと言うことでしょうか!?
ある意味ワールドカップの舞台に立てたと言えるでしょう
こちらについては素直に感動です
感動をありがとうワールドカップ
感動をありがとうアンパンマンボール!!
ついでに完!!!