時代は平成、たけっちゅん国家(いわゆる我が家)では、双子の娘同士の領土争い(いわゆる場所をめぐる喧嘩)が日々繰り広げられていました
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領土争いについては未だ絶えることなく、日々飽きることなく行われているところですが、この国においてはもうひとつ争いのタネとなるものかあります
それは思想の違いです
我が国(いわゆる我が家)においては思想観を大きく2つに別けることができます。
一つ目の思想はミニマリズム
必要最小限のものしか持たないという考え方で、私の嫁さんと双子の長女がこの思想観を持って日々の生活を営んでいます
それに反する思想がマキシマリズム
必要以上にものを集め、それらに溢れた生活を良しとする思想観です。そしてそれらは基本的に捨てられません。私と双子の次女がこの思想観です。ちなみにこれが勢力図となります
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ちなみに我が家の領土はこのような区分けができています。
※実際の間取り図ではないので注意!!
それぞれの領土(いわゆるお部屋)ではお互いの思想が入り混じっていることから、お互いの思想観をまあそれなりに認め合いながらでないと、争い事はより一層混迷を深めるだけでなく、私と嫁さんの間でも望まぬ争いが起こる可能性があるのです
まあ、我が国ではその点はうまくいっていると自負している所なのですが、この群雄割拠の戦国時代、最近は不穏な動きを見せている者がいるのです
それは、我がマキシマリズムの思想を持つ次女【ゆうり(仮名)】です
マキシマリズム思想である母の英才教育の成果か、実はミニマリスト派閥のスパイだったのか何か知りませんが、最近不要なものを自分から処分したり片付けたりする姿を度々目撃するのです
裏切者です
造反者です
このまま次女がミニマリズムの思想に心酔し、ミニマリストにでもなろうものなら、我が国の勢力図、所謂パワーバランスが大きく崩れる事となるのです
マキシマリストである私は、まるで本能寺の変で討たれた織田信長と言ったところでしょうか?その火の手は、既に私の部屋にまで迫ってきているのです
そういえば、嫁さんの父(いわゆる義父)が教えてくれたエピソードがあります
私の嫁さんがまだ高校生ぐらいの頃、嫁さんが義父の部屋に勝手に入り、色々義父が集めていたものを勝手に処分したという話です。その中には(義父にとって)大切なものもあったようです。この話をしてくれた時の義父の横顔は、どこか寂しそうでした
ごめんなさい、どこか寂しそうでしたの件は話を盛っています
まあ、どうでもいいのですが、背筋が凍ります
私の部屋には(私にとって)大切なものがたくさんあります。私の自慢のお部屋(汚部屋)です。唯一マキシマリズムの思想が生きる私の部屋も、ぺんぺん草も生えないくらいの更地と化してしまうのでしょうか?
この情勢をひっくり返すには、次女を再びこちらの思想に引き戻す必要があります
しかしながら宗教の自由という言葉があるように、思想も基本的には自由であるべきです。というよりもこの現代社会においては、ごみ屋敷問題なども散見されるため、幾分かマキシマリズム思想のほうが分が悪いような気もします
私だって世間体は気にします
次女を再度マキシマリストの派閥に戻すのも気が憚れます
このままマキシマリスト思想は我が国から消えてしまうのでしょうか・・・。隠れキリシタンのように、マキシマリズムを踏み絵として生きていかなければならないのでしょうか?
それとも多数派と少数派と勢力図が変わろうとも、それでもやはり、お互いがお互いを認め合い、引き続き平穏無事な生活を送ることができるのでしょうか
・・・といいつつも、家族四人が同じ時間を一番過ごす居間などについては、物が最小限しかない事が自慢である部屋になりつつあり、やはり勢力の変化が少しずつ影響してきているのは否めない状況です
そんなこんなで、今後の情勢についても大きな動きがありそうでしたら、報告してまいりたいと思います
それではまた・・・
今週のお題「お部屋自慢」