うちの家では、晩御飯の時に保育園での出来事を話すのが日課です
特に最近話題に上がるのが「保育園での好きな人」についてです
三歳児のくせに恋ばなです
女の子ってやっぱりませてるもんなのでしょうか
【私の娘について】
私が三歳の頃は、鼻水たらしながら無我夢中で野山を駆け回っていた気がします
まあ、今は駆け回るような野山もあまり無くなったし
時代は変わったということでしょうか
今日はそんな恋ばなの一部始終をお伝えします
ちなみにここに出てくる名前は、プライバシーも考慮し
娘を含め全て仮名なのでご留意願いたい
以下食卓でのやり取り
親「保育園で誰か好きな人はいるのー?」
まあ、何だかんだでこの話題については親からいつも振っています
みずき(仮名)「じゅんいちくんが好きなのー」
ほー、いっちょまえに好きな人がいるのか
親「どんなとこが好きなのー?」
みずき「髪の毛が茶色いとこー」
そうか、チャラいとこに惚れたか
まあ、よい
みずき「あとねー、じゅんいちくんはねー強いのー」
なんと、ただチャラいのではなく、頼りになるってことか
それならよいのである
みずき「強くてねー、いっぱい叩いてくるのー」
・・・みずき、それは「強い」とちがう
それはDVだ
とりあえずこういった図式ができあがる
次はもう一人の娘、ゆうり(仮名)の番である
親「ゆうりは誰か好きな人いるのー?」
ゆうり「あのねー、さとしくんと、じゅんいちくんとー、こゆきちゃん!」
やばい、まじか
ややこしい
図式としてはこんな感じだ
じゅんいちくんに関しては三角関係
そしてゆうりちゃん一人で三股
そして食い込むこゆきちゃん
ゆうり「あのねー、みずきとみんなと一緒に住むのー」
さらにややこしくなる図式
負けずにみずきが謎の方向に張り合う!
みずき「あのねー、みずきはゆうりと結婚するの!」
まじか・・・
図式としてはこんな感じである
シェアハウスでもこんなややこしい図式はそうそう見られない
混沌をきわめるヤラセ無しのみずき劇場!
申し訳ないが、こんな家庭と二世帯住宅では住みたくない
さらにみずきは続ける
みずき「あのねー、こんどねー、さとし君とでえとするのー」
あのDV男のじゅんいちを、この一瞬で切り捨てたのは評価する
わずか10秒での切り捨て
女の心と秋の空
・・・そんなことはどうでも良い
もっとややこしい図式を呈してきた
↑我が家版の「あいのり」
もはや図を作っている私でさえも混乱してきた
ヤラセ一切なし!!100%みずき劇場!!
さらにみずきは続ける
みずき「あのねー、そのでえとにはねえ、ゆうりも一緒に行くの」
ゆうり「そうなのー」
混沌を極める双子でえと
こいつら、「でえと」というものを何か知っているのだろうか?
そんな生易しいものと違う!!
とりあえず試しに聞いてみる
親「でえとって何をすることか知ってる?」
みずき「家で一緒に遊ぶのー」
やばい、初でえとがいきなり家である
しかも自分に思いを寄せている二人とのお家でえと
ややこしいがある意味さとし君がうらやましい
ゆうり「あのねえ、そのでえとにはねえ、お父さんお母さんも来てね!!」
↑図式
一気にさとし君がうらやましく無くなる
ある意味、変な宗教に入れられそうな・・・
そんな圧力さえ感じさせる図式である
可愛いおなご(親ばか)二人とお家でえとできると思い
ほいほいついって行ったが最後
さとし君、四面楚歌
どうでもいいが、私たちもそのような場は気まずい
今すぐに、さとし君をめぐっての争いが起きかねない場
そんなのは、テレビの中でのヤラセ100%の劇場だけで充分である
いずれにせよ、恋多き乙女の私の娘二人は、明日もまた保育園で
楽しく1日を過ごし、コイバナを私たちにしてくれる事でしょう
命短し 恋せよ 乙女
おわり!!
続編