アラサー会社員の子育て、日常、あと妄想(仮)

このブログはアラサーで二児の父である普通の会社員が、日常や偶に妄想を徒然なるままに綴るブログです

安心毛布・ライナスの毛布(我が家の場合)

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前の記事でも触れましたが、私には双子の娘(3歳・女の子)がいます。

takettyun.hatenablog.com

 

 

 

非常にドライなみずきちゃん

 

彼女はとにかくドライなため、人との別れに全くの未練がありません

 

今週末は九州のおじいちゃんおばあちゃんに会いに帰省しました

 

おじいちゃんおばあちゃんがたくさん遊んでくれて

美味しいごはんやたくさんのおやつなどもいただき

みずきちゃんにとっても、たくさんの笑顔が生まれた帰省であったのに

駅まで見送りに来てくれたおじいちゃんおばあちゃんが見えなくなるや否や

 

 

 

「あー、やっぱり九州より関西よねー」

 

 

こいつ本当に三歳児か?

将来が心配である

 

そして同じく、物を捨てる事に未練もありません

みずきちゃんが保育園で丹精を込めて作ったであろう立派なおもちゃも

みずきちゃんの意思でその日のうちにゴミ箱へポイされてしまいます

 

今日もみずきちゃんと一緒に、おもちゃの片づけをしていましたが

私たちがクリスマスにプレゼントしたきらきらなペンも

本日ゴミ箱行きとなりました( ;∀;)

私がおもちゃだったら、こんな家には来たくありません

 

 

しかしそんなドライなみずきちゃんにも捨てることができない

大切なものが一つだけあります

 
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それがこのイチゴ柄のブランケット、またの名を「いちごちゃん」と呼びます

どれだけ大事かと言うと、

「お父さんとお母さんといちごちゃん、誰が一番好き?」

と彼女に問うと、即答で

 

「いちごちゃん」

 

と答えるほどです( ;∀;)

「いちごちゃん」は我が家のカーストで頂点に君臨します

 

みずきちゃんはいつも「いちごちゃん」を引き摺りまわし歩いています

生後6か月の時点ではもう「いちごちゃん」を器用に体にひっかけて

ずりばいで行動を共にしていました

 

「いちごちゃん」はみずきちゃんの手により擬人化されています

みずきちゃん曰く、「いちごちゃん」は直ぐに風邪をひきます

すぐにこけて怪我もします

そのため、よく病院に行っているそうです

 

「いちごちゃん」は最近4歳になったようで、おむつも外れて

トイレでうんちまでできるようになったようです

みずきちゃん自身が、おむつ離れできていないときに

そのようなことをのたまわっていたので

色々突っ込みたいところでしたが

最近は、いちいち突っ込まず、同調する事にしています

 

「いちごちゃん」はとにかく臭いです

色んな床や土壌を3年間引き摺りまわしていたので

カレーでは無いですが、色々なコクや旨味とまろやかさがあります(良く言えば)

一緒に寝ているときに、間違って顔にかかるともう最悪です。悪夢です。

 

1歳半頃、万博公園に遊びに行った際に、「いちごちゃん」を落として

なくしてしまったですが、その日は阿鼻叫喚の地獄絵図。

夜の間中みずきちゃんは泣き続けました

なくしたことに気が付いた後、似たようなブランケットを買い、

みずきちゃんに渡してみたものの、全く効果を発揮しませんでした

 

やはり、あなじみの手触りや(臭い)匂いが安心を与えるのでしょう

 

ちなみに次の日奇跡的に見つかったのですが、今考えるとこれが「いちごちゃん」を

手放す最後のチャンスだったのでしょう

 

とにかくみずきちゃんは「いちごちゃん」に依存しています

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

このように幼児が何か物に精神的に依存する現象を

「安心毛布」別名「ライナスの毛布」

と呼ぶらしいです(私は最近知りました・・・)

 

 

安心毛布(あんしんもうふ、: security blanket)とは、などに執着している状態を指す。一般で言う「お気に入り」や「愛着」がこれにあたる。漫画ピーナッツ』に登場するライナスがいつも肌身離さず毛布を持っていることにより「ライナスの毛布」とも呼ばれる[1]

幼児は何かに執着することで安心感を得ている。成長するにつれ、幼児の時に執着していたものから離れていくが、大人になってからでも新たに執着することがある。

wikipediaより

 

なぜ「ライナスの毛布」というか・・・

スヌーピーに出てくる「ライナス君」が毛布を手放せず持ち歩いている事から

このような名前が付いたようです。

有名なアニメにも出てくることからわかるように

幼児にはよくある依存症の一つのようです

※幼児だけでなく、大人でも見られるようです

 

確かに精神的にも依存しており、私や嫁がみずきちゃんを怒った場合

「いぢごぢゃああああんん」

とシャウトしながら「いちごちゃん」のもとに駆け寄って気持ちを落ち着けます

「いちごちゃん」は一種の精神安定剤の一つとして役割を果たしているようです

 

今まで何度か「いちごちゃん」とバイバイさせようか試みましたが、

それは一度も実ることがありませんでした

一度は物で釣ってみようと、

「「いちごちゃん」とバイバイしたらなんでも買ってあげるよー」

と言ってみましたが、少し考えた末

「わたし、なーんにもいらなーい」

とさわやかな笑顔で返されました

 

そんな様子なので、いつ「いちごちゃん」と離れることができるのかと

心配しておりましたが、最近は長い目で見るように考えが変わりました

「もう墓場まで持って行ってくれ!!」

とまで冗談でも言っているところなのですが

精神的に依存しているので、無理やり引き剥がすのも酷です

(大人でも見られる依存症なので猶更でしょう)

 

成長と同時に最近は引き摺りまわす時間も減ってきました

 

「いちごちゃん」無しで保育園にも通っています

そして保育園では「いちごちゃん」無しでも昼寝ができているようです

保育園に通い始めた頃は、「いちごちゃん」と離れる事になるため

毎朝が地獄でした。毎朝「いぢごぢゃああああんん」のシャウトが

家に響き渡っていました

 

成長とともに、少しづつ「いちごちゃん」との距離をとることが

できるようになっているのでしょう

本人が満足し手放すまで、温かい目で見守ってやりたいな・・・

と思うところです

みずきちゃんの成長過程の一つとして見守ることとします

 

 

 

でもね、みずきちゃんにやっぱりお願いしたいのが

 

寝ているときに、顔にかけてくるのは・・・やめてくれ・・・

夢に出る・・・

 

ただそれだけはお願いしたい・・・

 

おわり

 

↓続編

takettyun.hatenablog.com